深夜零時の呪い~止まらない負の連鎖~


「はぁ…」


莉香のため息混じりの声が
誰もいない公園で響く。


走ってここまで来た私達。


公園は今の時間なら誰もいないから
これから調べる事について


話し合える絶好の場所だ。


「さて、では状況を整理しますか。…澪夜さんお願いします」


恢斗から話を降られて、びっくりする私。


え、私が言うの?


恢斗が言った方が説明上手いと思うんだけど……


まあ実際に夢をみた私が言った方がいいのかな。


ごほん、と咳払いをして私は口を開いた。


「えっと…夢の中で大事な要点は

1、媛乃と女の人と
私に呼びかけた女の人の3人

2、その最後者の女の人が言ってた『幽霊トンネルの真実』と『魔莉乃村の真実』

3、同じく女の人が言ってた
『媛乃にごめんねって…』

この3つの事を明らかにすれば
なにかしら私達の呪いに繋がると思うんだ」


…長々と説明してしまったけど
皆真剣に聞いてくれててよかった。


恢斗が眼鏡をクイッと上げて言う。


「そうですね。ではまずは……っ!?」


恢斗の言葉が途切れ
息を呑む音が聞こえた。