恢斗の言葉に皆小さく頷く。
これから私達は
迫り来る『死』と戦うんだ…。
予想よりかは、実際に死を目の当たりにすると人間というものは
落ち着きを保てられるものだ。
しかも、私達はひとりじゃない。
5人もいるんだ。
皆で調べれば…なんとかなる気がする。
絶望の中、僅かな希望にすがり
私達は1時間おきに恢斗にしっかりと
メールを送った。
今日は夏休み最後の学校。
終業式での先生の話は
予想どうり松林君と小林君の事。
『ご存知だと思いますが、2人の児童が亡くなっています。この夏休み、気をつけてすごしてください』
そう締めくくられた校長先生の言葉。
2人の葬儀はのちに行われるらしい…
この言葉に改めて小林君と松林君が
死んだ事を明確にされる。
そんなこんなで
終業式を午前で終え、命を守るため5人で校舎を出た時、気づいた。
昨日はいなかった存在が学校の校門に
沢山集まっていたことに。
「すみません!あなた達の学校で起きていることを詳しく教えて下さい!」
マイクをこちらに向けて大勢のテレビ局の
人達。
