説明しながら私は
段々松林君が亡くなった事を
ハッキリと理解してきた。
…松林、君。
昨日はあんなに明るく笑ってたのに……
突然いなくなった彼に
戸惑いを隠せない。
それよりも松林君の死は
決定的な絶望を意味している。
それは………
「…なるほど。……松林さんの死。…澪夜さんの夢。…これらから言えることは…
やはり、幽霊トンネルの噂は本物だった」
私の思考の中を見通したかのような
タイミングで
私から説明を受け、暫く考え込んでいた
恢斗が口を開いた。
「……本当って…!じゃあ私達、どうなっちゃうのっ!?…松林君みたいに…
しんじゃうのぉっ!?」
まだ落ち着かない柚姫は
今にも発狂しそうなくらい
取り乱していた。
…零時にトンネルに入った松林君は
死んだ。
なら、次は私達の番なんじゃ……
恐怖。これしか私の感情はなかった。
柚姫に釣られて本当に叫びそうになり、
なんとか堪える。
