「……う、そ…」
莉香の呆けたような…呆然とした声。
その事実は私達にとって
死刑宣告をされたかのような
ものだった。
「……やっぱり……あの、夢は本当の事だった……」
まだ信じられないけど……
そういうことになるだろう。
なんて冷静に対処してしまう私に自分で冷酷さを感じてしまう。
なんで……大事なクラスメートが
亡くなったのに涙が流れないんだろう?
でも、柚姫以外は皆涙を流す者はいなかったから、わかってしまった。
みんな…小林君の件で人が亡くなる事に
珍しさを感じなくなってきている。
「じゃあ…あの夢であの人はなにを伝えようとしてたの…?」
呟く私に恢斗が眉をひそめて
聞き返した。
「…夢?…夢とはなんですか!?」
「…うん、3人にも聞いて欲しくて。あのね……」
まだ目を赤くしている
柚姫を引っ張り、
3人に夢について莉香と同じような説明をしてみた。
