その後媛乃は
私の思考はわからないのか


たびたび現れては
私の罪悪感をむし返すような事を言って
消えていった。


それでも私の心は清々しかった。


だって、明日親友を守って死ねるんだもの。


後悔なんて、ない。


素敵な死に方だ、と思った。


これならきっと死んだあと天国に
行けるだろうな。


澪夜は私の親友。ずっとずっと…


過去の澪夜との思い出を
思い出しながら


私はいつしか眠りについた。


人生最後の夜を、幸せな気分で
過ごしたのだったーーー


澪夜、ごめんね。大好き。


時々喧嘩もしたけど
私は結局あなたがいないとダメなんだ。


澪夜がどう思ってるかはわからないけど…
私はこう思ってる。


私達は………………………………