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その日の、零時のこと。
ひとりの男子生徒が
暗い暗いトンネルで
誰にも気づかれず
真っ赤な血を撒き散らし
苦しみながら息絶えた。
ころころと転がる首は
突如ぐしゃっと音をたてて潰れた。
誰もいないはずのトンネルに
『キャハハハハハハハッッッッ!!やっと………この時がきた……!』
少女の声がどこからか響く。
『30年ぶりね…やっと目覚めた……やっと復讐できる……!楽しみにしてて、ね……?』
この事件は始まりにすぎなかった…
少女の高笑いは私達にこれから起こる
絶望の幕開けを意味していたんだ…。
『あ…あは…っキャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!』
2000/8/2 0:00
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