そんなある日、新しいバイトの男の子がやってきた。


『石本です』



と私に挨拶をしてくれたので、洗い物をしていた私は、顔を上げて男の子の顔を見た。



そこにはあの彼といつも一緒に登下校していた、彼の友達だった。