日にちを指定して、一つの小包が宗一郎のところへ届くようにする。 気持ちがすべてそこにあるから。 わかって… ありがとう…宗一郎…みんな… 私は煌翔が大好きだから。 遂に抗戦当日。 「来たか。」 コツコツと靴の音が聞こえる。 煌翔の幹部らは、特攻服を着て待っていた。 『考え直す気は無さそうね。』 決意を決めた顔で私のことを見ているかつての仲間。 「どういう事だよ。」 私の言葉に顔を歪める。 『円香のことよ。もちろん。』