京斗も熱くなっている。 『…私は、別の土地でやり直すことを決めました。だから、今までのことは忘れてください。ありがとうございました。』 教室内がシーンと静まり返る中、理帆だけが淡々と喋る。 「ということだ。明日からは浦河がいないが、みんな気を落とさずに勉強に励め。これで今日のSHRは終わりだ。学級委員!!」 「…き、気をつけっ!!礼!!」 ありがとうございました!!! みんなと共に頭を下げ、ありがとうございましたと静かに笑う。 さんざん迷惑かけてごめんね。 そう、心の中で呟きながら。