好きじゃなく…ない…?~素直になれないお姫様とドSな王子様

柔らかくて少し甘い香りがして…

「あの、次見てもいいかな…?」

振り返ると、



少しだけ色素の薄い綺麗な瞳と目が合って…



髪の毛も瞳に合わせて少しだけ茶色くて、



鼻筋は綺麗に通ってて



その声は滑らかな低音で…



優しそうなそのオーラは、彼の顔面偏差値の高さと相まってまさに王子様



「え、えええと、あ、はい!」




隣にいた子の肘がぶつかって我に返る



周りのガヤガヤが遠く感じた



返事をしたものの、人が多すぎて動けない
どうしよう… これじゃ見せてあげられない…



「あ、あの、人多くて動けないから、名前教えてもらえれば私が探しますよ?」

「あ、ほんと?じゃあお願いします」



ニコッと王子様スマイルをかました彼は





甘い声でこう言った