……全く、くだらない。
俺に大きな声で罵声を浴びせる余裕があるのなら、大和にも正々堂々と真っ正面で大々的に公開告白をすればいいのだ。
そうして、沢山の生徒や先生達が見つめる中で公開失恋をしたらいいんだ。
それもまた青春というなの淡い思い出となって一生残る黒歴史になるのだから。
大和に断られて拒絶されるのが怖くて自分の気持ちが伝えられない度胸なしの話を聞いているこの時間の浪費が無駄すぎて堪らなく憂鬱でしょうがない。
俯いて無言で、二階堂の言葉を聞いていた俺に、他の男子生徒たちも便乗して悪口を言い出す。
「おい、何か言ったらどうだぁ?弱虫の根暗くん」
……。
「もしかして、こいつ、チビってんじゃねえか?」
……。
「まぢかよ~。高校生にもなって漏らすとか、まぢウケるんだけど」
二階堂と周りにいる他の男子たちがげらげらと笑い出す。
……。
俺は、あまりの可笑しさに二階堂とその男子の姿を見て怪しくニヤケて小さな声で呟く。
「……馬鹿みたいだな……」
俺の小さな声での呟きに二階堂たちが笑うのを止める。
「はぁ?お前、今、なんて言った?」
二階堂が俺にゆっくりと迫る。
俺のワイシャツの胸ぐら辺りを強く掴んで、俺の目を見てどす声で言う。
「……聞こえなかったのか?仕方がないからもう一度言ってやるよ。馬鹿みたいだって言ったんだ。集団でいないと何もできない根性なしのグズ共が、偉そうに意気がって言ってじゃねえよ」
言葉にした俺に、自分が言った発言に対する後悔をしている余裕も時間もなかった。
……たまには、有りのままの自分の気持ちを言葉にして、相手に伝えるのも重要なことだ。
……そのあと、どんな結末を迎えることになったとしても。
「いい度胸してんじゃねえかぁぁ!」
二階堂が胸ぐらを掴んだまま右手を大きく振りかぶる。
……。
少し左膝を引いて、前のめり俺は勢い良く前に突き出す。
突き出した左膝は、勢い良く二階堂の鳩尾に入る。
地面に倒れ込んだ二階堂は、息苦しそうに鳩尾を片手で押さえて地面で悶えている。
「……うぅぅ、て、てめえ……」
鳩尾に入った膝で息がうまくできない二階堂は、苦しそうな声を出して俺を下から睨む。
俺に大きな声で罵声を浴びせる余裕があるのなら、大和にも正々堂々と真っ正面で大々的に公開告白をすればいいのだ。
そうして、沢山の生徒や先生達が見つめる中で公開失恋をしたらいいんだ。
それもまた青春というなの淡い思い出となって一生残る黒歴史になるのだから。
大和に断られて拒絶されるのが怖くて自分の気持ちが伝えられない度胸なしの話を聞いているこの時間の浪費が無駄すぎて堪らなく憂鬱でしょうがない。
俯いて無言で、二階堂の言葉を聞いていた俺に、他の男子生徒たちも便乗して悪口を言い出す。
「おい、何か言ったらどうだぁ?弱虫の根暗くん」
……。
「もしかして、こいつ、チビってんじゃねえか?」
……。
「まぢかよ~。高校生にもなって漏らすとか、まぢウケるんだけど」
二階堂と周りにいる他の男子たちがげらげらと笑い出す。
……。
俺は、あまりの可笑しさに二階堂とその男子の姿を見て怪しくニヤケて小さな声で呟く。
「……馬鹿みたいだな……」
俺の小さな声での呟きに二階堂たちが笑うのを止める。
「はぁ?お前、今、なんて言った?」
二階堂が俺にゆっくりと迫る。
俺のワイシャツの胸ぐら辺りを強く掴んで、俺の目を見てどす声で言う。
「……聞こえなかったのか?仕方がないからもう一度言ってやるよ。馬鹿みたいだって言ったんだ。集団でいないと何もできない根性なしのグズ共が、偉そうに意気がって言ってじゃねえよ」
言葉にした俺に、自分が言った発言に対する後悔をしている余裕も時間もなかった。
……たまには、有りのままの自分の気持ちを言葉にして、相手に伝えるのも重要なことだ。
……そのあと、どんな結末を迎えることになったとしても。
「いい度胸してんじゃねえかぁぁ!」
二階堂が胸ぐらを掴んだまま右手を大きく振りかぶる。
……。
少し左膝を引いて、前のめり俺は勢い良く前に突き出す。
突き出した左膝は、勢い良く二階堂の鳩尾に入る。
地面に倒れ込んだ二階堂は、息苦しそうに鳩尾を片手で押さえて地面で悶えている。
「……うぅぅ、て、てめえ……」
鳩尾に入った膝で息がうまくできない二階堂は、苦しそうな声を出して俺を下から睨む。
