翌日。 スギハラが1ヶ月振りに登校して来た。 スギハラは特に変わった様子もなく、以前と同じように目立たないようにしているみたいだ。 昨日オレたちが見たのは何だったのか…。 オレはアツシと時々視線を交わし、スギハラの様子をチラチラと気にしていた。 あの時、スギハラが持ってたのは確かに人間のアタマだった。 遠目だったけど、一瞬だけ顔も見た。 あの顔…どっかで見たことあるような……。