☆S・S☆



それでもボクから逃げるキミを、追いかけることが、この手で絡めとることが、すごく楽しくてゾクゾクする。

ボクなら、キミの髪も唇も手のひらも足首も、腰骨も血液も心臓だって。全部を愛してあげられるのに。





その日最後の夕陽が窓から差した。





「アンタが振り向くだけで楽になれるよ」





振り向いてくれたら始めよう。




不謹慎な恋を―――。











      END


※オマージュです、オマージュ・笑
下手くそだ(Θ_Θ)
誰の歌でしょう?もっと妖しくしたかった。