流されるように重ねた快楽は、どうやら強い中毒性を持つみたい。


「もう無理」


そう吐息と共に吐き出したキミの唇が赤い。


「アンタは寝てるだけでいいから」





一度知った蜜の味は忘れたくても忘れられない。