花岡4姉妹の恋愛日記

「もしかして、カレシ?」


ニヤッと笑う宇実さんが柊斗の方を向いて言う。


「はいっ。」


「…もしかして…ー柊斗くん?」


「「えっ!」」


柊斗と声が重なる。


柊斗のこと、なんで宇実さんが…。


「はい…そうですけど…」


柊斗も驚いているみたい。


「そっかそっか〜!


大きくなったねぇ〜…。」


「なんでオレのこと知ってるんすか?」


柊斗が聞くと宇実さんは一瞬驚いた顔をして、その後、納得したように頷いた。


「あ〜、覚えてないか、そーだよね〜、ちっちゃかったもんね。」