花岡4姉妹の恋愛日記

じーん。


私の気持ち、分かってくれてる。


「ありがと!夏凜大好き!!」


言いながら私は夏凜に抱きつく。


「ぅわぁ!?


ちょっとアキ姉、痛いーっ!」


嬉しい。


夏凜の中では私は“お母さん”じゃなくて“お姉ちゃん”なんだ。


料理を作るのは私だし、家庭の中心は私。


だけどあくまでも“お姉ちゃん”。


夏凜がそう思ってくれてるのが嬉しかった。