｢ねぇ、夏凜。｣
｢ん？｣
｢私、これから出掛けるけど、帰りが10時とか11時とかになったらどーする？｣
｢中学の説明会、そんなにかかるの？｣
あ、そっか、夏凜には言ってないんだった。
｢それは春香が聞いといてくれるんだって。
私が行くのはクラスの親睦会。
あ、早く帰ってきてほしいんだったら、帰ってくるから…｣
なるべくみんなと長くいたい。
私もお母さんじゃないから、家族第一っていつも思えるわけじゃない。
まだ高校生だし、やっぱ楽しみたい。
｢夕食、作っておいてくれるんだよね？｣
｢うん。｣
｢じゃぁ、楽しんできていーよ。
あたしだって、これから遊びに行くんだし、アキ姉は家のことやってくれてるし…アキ姉だけ遊べないなんてイヤでしょ？
だってアキ姉、まだ高校生だよ？｣
｢ん？｣
｢私、これから出掛けるけど、帰りが10時とか11時とかになったらどーする？｣
｢中学の説明会、そんなにかかるの？｣
あ、そっか、夏凜には言ってないんだった。
｢それは春香が聞いといてくれるんだって。
私が行くのはクラスの親睦会。
あ、早く帰ってきてほしいんだったら、帰ってくるから…｣
なるべくみんなと長くいたい。
私もお母さんじゃないから、家族第一っていつも思えるわけじゃない。
まだ高校生だし、やっぱ楽しみたい。
｢夕食、作っておいてくれるんだよね？｣
｢うん。｣
｢じゃぁ、楽しんできていーよ。
あたしだって、これから遊びに行くんだし、アキ姉は家のことやってくれてるし…アキ姉だけ遊べないなんてイヤでしょ？
だってアキ姉、まだ高校生だよ？｣
