「さっきお粥食べて薬飲んでもらったんですけど…」 「藍空ちゃんありがとね、」 「いえ、とんでもないです…」 「…あいく…?」 ふとあたしを呼ぶ声に振り返ると熱さまシートをおでこに貼った白王子が顔を少し覗かせる。 「…え…なんでかーさんが…」 「白大丈夫なの?まぁ、可愛い可愛い藍空ちゃんが看病してくれたからすぐ治るわよね?」 っ…//// さっきから白王子のお母さん恥ずかしいことばっかり… 「うっせー…」 それに白王子の頬もなぜかさっきより赤いし…