ぴぴっ。


「39.1℃。
どうして無理したんですか?」


「…うるせー。俺の勝手だろ。」


はっ。熱出ると裏の顔が表になるのか。


「はぁ。白王子…何か食べますか?」


「要らねぇ。」


「いや、たべてください。
ゼリーにします?それともフルーツ缶?
それか、卵がゆにします?」


卵がゆに反応したのか布団に埋まっていた顔を半分だしてじっとこっちをみてくる…


「…卵がゆ………」



「わ、分かりました…
作ってきますね?
キッチンかります!」