白王子の顔が近づいてきて耳元で低ボイスが聞こえたんだけどいつもの声とぜんぜん違う………
「わ、わわわ分かりましたから!
つ、ついて行きます!」
「ん、それでこそ俺の奴隷ちゃん
じゃあ行こっか。」
白王子に手を引かれ学校を出た………。
あぁ、もう何でこうなったんだ…
あっそうそう。
かえと別れるとき優太先輩が
「白は誰よりも腹黒だから気おつけな」
って言ってたんだ。
まぁ、さっきのやり取りからして
完全なる腹黒だけども…
「あ、あの!
どこに向かってるんですか?!」
「んー。雑貨屋さん。
妹の誕プレ買うって言ってたでしょ?」
あ、そうだった…

