「ごめん...なさいっ...」
またあの夢だ。
(善子ちゃん。私はここにいるよ!)
「あっ...花丸..っ」
「うっ!?」
「ずっと大好きだったわ。私はあなたの事が。本当に。心から愛していたわ」
「善子ちゃん!」
「だから。死なないでね...現実の花丸」
え...?
私のことが、見えてる?
うそ。
前は私と死体の私が重なってたようで。
今は分裂していて。
なんだ。この変な感覚は。
また怖くなってきた。
怖い怖い怖い怖い。
私は、本当に、




生きているのだろうか?