ふと気がつくと自分の布団に入っていた。

隣を見ると鈴鹿と、あの人。

頭がズキッと痛くなった。
混乱してすぐには考えが追いつかなかった。

その場で俯いていると鈴鹿がむくりと起き上がり

「もう!!櫻子ったら!!心配かけんじゃないわよ!!」

ぺしっと頭を叩いた。