- 作品番号
- 1435463
- 最終更新
- 2017/06/01
- 総文字数
-
1,364
- ページ数
-
2ページ
- ステータス
-
完結
- PV数
- 244
- いいね数
- 0
それについて私が語れるのはこんな程度でしかない
大人になった今も
あの時と大してかわらない
だけどこの思いをしまい込まず
どこかに書き残しておきたくて
2017.6.1 完結
この作品のレビュー
2017/06/09 14:20
永遠の別れ
人と人には出会いがあります。そして、人と人には必ず別れがあります。
涙の別れ、無言の別れ、突然の別れ。
いろんな別れの中で、一番きついのが永遠の別れです。一番辛い別れです。
時が悲しみを風化してくれるまで、じっと待つ。そんな心にそっと寄り添ってみたいと思います。
たとえ、15歳で時が止まったとしても…。
人と人には出会いがあります。そして、人と人には必ず別れがあります。
涙の別れ、無言の別れ、突然の別れ。
いろんな別れの中で、一番きついのが永遠の別れです。一番辛い別れです。
時が悲しみを風化してくれるまで、じっと待つ。そんな心にそっと寄り添ってみたいと思います。
たとえ、15歳で時が止まったとしても…。
2017/06/01 21:43
ネタバレ
目から流れる水のようなもの
目から流れる水のようなものは
ただあの頃はつらくてつらくて
ただ流しているだけで自分が楽になる気がして
でもその水のようなものが
月日が経つにつれて熱くなり
その熱くなった分だけ虚しさと苦しさが増えたようになるけれど
その分あの人を忘れてない証拠だし
心にいつもあの人がいて
後悔なんて山のようにあるけれど
時間は戻せないけれど
きっとあの人は彼女を見て笑っていると思う。
突然に目の前から消えてしまったあの人
いつの日か想い出になりますように。
熱く流れる水のようなものが
いつの日か枯れますように。
またね。
2017/06/01 16:52
ネタバレ
残されたものは
病気であろうが事故であろうが、他のどんな理由であろうとも、親しい人を突然亡くすというのは大きな傷を心に負う。何故、どうして、あの人が、と。
病気なら諦めもつく。事故なら怒りをぶつける先がある。しかし死の理由が分からない場合、残された者は気持ちをぶつける先がなく、最終的に自分を責めてしまう。自分に何か出来たのではないか、予兆はなかったか、あの時こうしていれば。その人の存在が大きければ大きいほど、矛先を失った感情は体内で燻り続けるのだ。
私にも同じような経験がある。
止められなかった。
生身での交流を失った代わりに、彼は私の中で生き続ける。私が後悔を抱えることによって、永遠に。