涙と呼ぶには烏滸がましい

詩・短歌・俳句・川柳

涙と呼ぶには烏滸がましい
作品番号
1435463
最終更新
2017/06/01
総文字数
1,364
ページ数
2ページ
ステータス
完結
PV数
246
いいね数
0






それについて私が語れるのはこんな程度でしかない





大人になった今も




あの時と大してかわらない




だけどこの思いをしまい込まず




どこかに書き残しておきたくて





2017.6.1 完結





目次

この作品のレビュー

★★★★★
2017/06/09 14:20
投稿者: 田村 月 さん
永遠の別れ

人と人には出会いがあります。そして、人と人には必ず別れがあります。 涙の別れ、無言の別れ、突然の別れ。 いろんな別れの中で、一番きついのが永遠の別れです。一番辛い別れです。 時が悲しみを風化してくれるまで、じっと待つ。そんな心にそっと寄り添ってみたいと思います。 たとえ、15歳で時が止まったとしても…。

人と人には出会いがあります。そして、人と人には必ず別れがあります。
涙の別れ、無言の別れ、突然の別れ。
いろんな別れの中で、一番きついのが永遠の別れです。一番辛い別れです。
時が悲しみを風化してくれるまで、じっと待つ。そんな心にそっと寄り添ってみたいと思います。
たとえ、15歳で時が止まったとしても…。

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★★★★★
2017/06/01 21:43
投稿者: 小田真紗美 さん
ネタバレ
目から流れる水のようなもの

目から流れる水のようなものは
ただあの頃はつらくてつらくて
ただ流しているだけで自分が楽になる気がして

でもその水のようなものが
月日が経つにつれて熱くなり
その熱くなった分だけ虚しさと苦しさが増えたようになるけれど
その分あの人を忘れてない証拠だし
心にいつもあの人がいて
後悔なんて山のようにあるけれど
時間は戻せないけれど
きっとあの人は彼女を見て笑っていると思う。

突然に目の前から消えてしまったあの人
いつの日か想い出になりますように。
熱く流れる水のようなものが
いつの日か枯れますように。

またね。

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★★★★★
2017/06/01 16:52
投稿者: 東雲 葵 さん
ネタバレ
残されたものは

病気であろうが事故であろうが、他のどんな理由であろうとも、親しい人を突然亡くすというのは大きな傷を心に負う。何故、どうして、あの人が、と。
病気なら諦めもつく。事故なら怒りをぶつける先がある。しかし死の理由が分からない場合、残された者は気持ちをぶつける先がなく、最終的に自分を責めてしまう。自分に何か出来たのではないか、予兆はなかったか、あの時こうしていれば。その人の存在が大きければ大きいほど、矛先を失った感情は体内で燻り続けるのだ。

私にも同じような経験がある。
止められなかった。
生身での交流を失った代わりに、彼は私の中で生き続ける。私が後悔を抱えることによって、永遠に。

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この作品のひとこと感想

すべての感想数:10

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