屋上で寝ていたら人の気配がして目が覚めた

目の前には目をぱちくりさせながら

こっちを見ている女の子が1人。

ゆるく巻かれたブラウンの髪の毛が

風でふわふわゆれている。

整った顔、あ、俺と同じところにホクロ

「夜這い…?いや、朝だから朝這いか」

なんて冗談言ってみたら一瞬フリーズして

慌てて否定する。

きづいたらわらっていた。

名前を聞いたら麗生と名乗ったその女の子

麗生ってみんなが騒いでた噂の美少女

ああ、確かにかわいい。

綺麗で麗生にぴったりの名前。

それにしても眠いな…

今日はもう帰ろう

「 またあした 」

麗生にそういって屋上を出た