「はあっ…遼、先輩っ…」 「走ってきたの?」 「はいっ…」 「おつかれ」 カルピスを差し出してくる先輩。 「ありがとう…ございますっ…ぷはあっ」 「子供」 「うるさいです。てか、どうしたんですか?」 「あー」 空を見上げたまま黙ってしまう先輩 「先輩?」 ドキ。 こっちを向いた先輩の顔があまりにも 真剣で。 「借り物競争のお題…聞きたい?」 「…はい」 どくん。 がさがさと何かを出す先輩。 それは白いカードで 借り物競争のお題が書いてある。