俺が守ってやるよ

「終わったどー!」

ドドドドド…という効果音がつきそうな勢いで一階に向かう私。
私の両親はどちらともファッションデザイナーで同じ職場で仕事をしている。どちらとも単身赴任で家にいないが、両親は恥ずかしながら、とてもラブラブでそのラブラブさに社長も呆れたようで、二人共同じ仕事場で仕事をしているらしい…。

「やっと来たか、お化けババア」

「おはよう、恋」

そのため私の家、朝比奈家は兄の楓(カエデ)と弟の翔(カケル)、そして長女の私、恋でほぼほぼ構成されている。

「翔、うるさい!誰がお化けババアよ!楓兄おはよう!」

「お前だよ、恋。今日もよく女に化けられたな。」

「元から女よ!この!!」

「こらこら…2人とも早くご飯食べなさい!遅刻するよ?」

楓兄によって、朝の喧嘩はおさまったけど…。翔は許せん…。後で懲らしめる…。