だから、今日言うと決めたんだ。
俺はポケットに手を入れる。
ポケットのなかで指が当たったそれにごくりと唾を飲む。
「茜」
少し前を歩いて空を見上げている茜に声をかける。
「ん?なぁに?」
相変わらずニコニコと笑っている茜に自然と俺も笑顔になる。
「竜くん、よく笑ってくれるようになったよね」
「そう?」
「うん。はじめの頃、あまり笑ってくれなかった」
「まぁ、昔から黙ってると仏頂面って言われてきたからな」
学生時代の友人とかの話では、俺は仏頂面でたまに笑う顔がレア級らしい。
でも、よく笑うようになったというならそれは、茜のおかげだろう。
茜と一緒にいるから自然と俺も笑顔になる。
茜が笑顔でいてくれるから、俺も笑顔になる。
「ふふ、そんな竜くんが笑ってくれるの凄く嬉しいよ」
「茜がいるからだよ。茜のおかげで俺はこうして笑えてる」
嘘偽りのない気持ちだった。
一緒にいればいるほど募るこの想いに。
今日は決着をつけにきた。
俺はポケットに手を入れる。
ポケットのなかで指が当たったそれにごくりと唾を飲む。
「茜」
少し前を歩いて空を見上げている茜に声をかける。
「ん?なぁに?」
相変わらずニコニコと笑っている茜に自然と俺も笑顔になる。
「竜くん、よく笑ってくれるようになったよね」
「そう?」
「うん。はじめの頃、あまり笑ってくれなかった」
「まぁ、昔から黙ってると仏頂面って言われてきたからな」
学生時代の友人とかの話では、俺は仏頂面でたまに笑う顔がレア級らしい。
でも、よく笑うようになったというならそれは、茜のおかげだろう。
茜と一緒にいるから自然と俺も笑顔になる。
茜が笑顔でいてくれるから、俺も笑顔になる。
「ふふ、そんな竜くんが笑ってくれるの凄く嬉しいよ」
「茜がいるからだよ。茜のおかげで俺はこうして笑えてる」
嘘偽りのない気持ちだった。
一緒にいればいるほど募るこの想いに。
今日は決着をつけにきた。



