「あーもう、うるせぇな。好きだよ」
竜くんが照れたように言う言葉が聞こえてくる。
「……っ」
ふたりの視界に入らないまま、あたしは後ずさりをして席へと戻る。
「好き……って?」
たしかにあの人に〝好き〟だと言った。
それも照れた顔で、照れた声で。
見た感じ前からすごく仲のいい二人にみえた。
愛の言葉を告げるような仲だ。
そりゃ、仲のいい二人に決まってる。
「茜、遅くなってごめんな」
さっきまで別の人に愛の言葉を告げていたこの人は、何でもないような顔をしてあたしの前に戻ってきた。
「うん……」
なんて言ったらいいかなんてわからない。
うまくわらえてるかどうかもわからない。
「茜?どうかした?」
竜くんの顔を見ることができなくて、俯いてるあたしの顔を上げる。
「ううん、大丈夫」
目の前にあった竜くんはとても優しい瞳をしていて、直視することなんてできない。
竜くんが照れたように言う言葉が聞こえてくる。
「……っ」
ふたりの視界に入らないまま、あたしは後ずさりをして席へと戻る。
「好き……って?」
たしかにあの人に〝好き〟だと言った。
それも照れた顔で、照れた声で。
見た感じ前からすごく仲のいい二人にみえた。
愛の言葉を告げるような仲だ。
そりゃ、仲のいい二人に決まってる。
「茜、遅くなってごめんな」
さっきまで別の人に愛の言葉を告げていたこの人は、何でもないような顔をしてあたしの前に戻ってきた。
「うん……」
なんて言ったらいいかなんてわからない。
うまくわらえてるかどうかもわからない。
「茜?どうかした?」
竜くんの顔を見ることができなくて、俯いてるあたしの顔を上げる。
「ううん、大丈夫」
目の前にあった竜くんはとても優しい瞳をしていて、直視することなんてできない。



