「はい、俺からも」
車に戻ったあたしたち。
あたしが竜くんに包んでもらった手帳を渡すと、竜くんからも差し出された。
「ありがとう」
竜くんから何かをもらったってことが嬉しくて。
胸を踊らせながら受け取る。
「開けてみて?」
「うんっ」
竜くんの言葉に返事をして、受け取った本屋の紙袋を開ける。
「え?これ……」
中から出てきたのは、1冊の手帳。
「お互いに手帳の交換だ」
満足そうに微笑む。
「どうして……?」
たしかにあたしは、手帳をもう買ったと告げたはずだ。
別に竜くからもらったのももちろん嬉しいけど。
「今日さ……ほら」
竜くんがスマホの画面をあたしに向ける。
「ダイアリーデー?」
「そう。韓国で今日1月14日は、ダイアリーデーでさ、お互いに記念日とかを書いて贈り合うんだって」
「韓国か……」
お互いにってところが素敵だなとほんわか暖かくなる。
車に戻ったあたしたち。
あたしが竜くんに包んでもらった手帳を渡すと、竜くんからも差し出された。
「ありがとう」
竜くんから何かをもらったってことが嬉しくて。
胸を踊らせながら受け取る。
「開けてみて?」
「うんっ」
竜くんの言葉に返事をして、受け取った本屋の紙袋を開ける。
「え?これ……」
中から出てきたのは、1冊の手帳。
「お互いに手帳の交換だ」
満足そうに微笑む。
「どうして……?」
たしかにあたしは、手帳をもう買ったと告げたはずだ。
別に竜くからもらったのももちろん嬉しいけど。
「今日さ……ほら」
竜くんがスマホの画面をあたしに向ける。
「ダイアリーデー?」
「そう。韓国で今日1月14日は、ダイアリーデーでさ、お互いに記念日とかを書いて贈り合うんだって」
「韓国か……」
お互いにってところが素敵だなとほんわか暖かくなる。



