妖怪暮らしは憂鬱

私ってキツネと話せたんだっけ






そんな感じがしてならない。







キツネの表情にしろ、私の言動にしろ。






あれ、キツネに表情なんてあったっけ?









そんな事を考えていたら自分の身体がふわりと浮いた









『ぇぇえっ!ちょっと!
なんで、浮いてんの!』




慌てて、足をバタバタとさせて暴れてみるけども



みるみる上へと浮んでゆく






そして辺りが白い霧でつつまれ

あっという間に幼い私とキツネは消えていった








その瞬間はっと起き上がると、


独特な匂いがツーんと鼻をかする






目を慣れさせるため、幾度か瞬きをすると
真っ白なカーテンがベットの周りを囲んでいた











ここは…保健室???









あ、私倒れちゃったんだっけ








初日になんて事しちゃったんだろ、私は