妖怪暮らしは憂鬱

勢いよく襲う彼の周りの風に当たって自分の身体の軸は揺らぐ







そして保てない足は地面から離れ見事に飛ばされた











「紫苑ーーー!!」








狠は私に手を伸ばすけれど届かない








私も一生懸命彼に手を差し伸べるけど届かなかった







くっ、風の中じゃどう足掻いても無駄じゃない!





あっという間に10m離れた場所に着地






ずりっと砂利の混じった地面に飛ばされて額をかすった










「いったぁ……」