妖怪暮らしは憂鬱

私は襖に手をかけ開けようと思いきや






勝手に開いた襖








「お前、いつまでかかってんだよ。いくぞ」




「ちょっ!」




目の前に狠がいたがその途端視界が揺れていつの間にか彼に担がれていた






「急いで行かねぇと間に合わねぇ」



間に合わない???

どういうこと?





彼は庭に出ると軽々しく飛び跳ね空へと舞った



「な!!!?ぎぁぁあ!!高い高いー!!」



なに!?スーパーマンかなにか!?

軽く飛んだだけでこんな飛ぶ!????




妖怪恐るべしって感じ。








耳が生えてるだけの妖怪と思ってたら…










羽でも生えてるのかな?
…そう考えるくらい飛んでいて私は凄く不安




急落下とかしないでよね、ジェットコースターとか私苦手なんだけど







怖さを紛らわすため彼の背中部分の浴衣を握り締めて目を瞑る