妖怪暮らしは憂鬱

「_______おい、起きろ」





「ん…やだー。もう少し…」






「やだじゃねぇ、起きろっつってんだろ」






ぐいっと毛布を取られ布団の外に転がる私







「へ!?な、なに!?」







「出かける、さっさと着替えろヨダレ娘」








は!?よ、ヨダレ??



私は口元を手の甲で擦り昨日の事を思い出し恥ずかしいあまり顔を伏せて




………あのヨダレなんて出てないんですけど





「って、なんで人の部屋勝手に入ってきてんの!!!!」






ヨダレよりも問題じゃん!!!





バッと恥ずかしさが吹っ飛び






私は咄嗟に手元にあった枕を彼に向けて思いっきり投げた







こっんの、どっちが変態だ!!!


彼は易々とキャッチすると




「別にいいだろうが、ガキの部屋くらい騒ぐんじゃねぇよ」




べっと舌を出してからかっている様子でカチンと頭にくる