妖怪暮らしは憂鬱

私はどうにかここを回避したいと思いソロソロと別の方向へと進む








腰をやられたのか、上手く立ち上がれなくて







四つん這いで音を立てないように忍び足で回避する








お願いしますお願いします神様、夢でもこんな夢あんまりです!






幻でも幻覚でも勘弁です!








もっといい夢を幻を見せて下さい!!








例えば先輩と付き合った夢とか!!









「おっと、獲物が逃げるんじゃねぇ。
まぁ、話は後だ持って帰って話し合うかぁ」





ガシッと逃げる私の足首を掴んで担ぎあげられる







ぁぁあ!!神様はきっと怒ってしまった!
妄想を口走ってしまったから








馬鹿だ…ぁ…








ジタバタと足や手を振ってみたり逃げ出そうと腕から引き剥がそうとしたが







女の力なんてこんなごっついのに敵うわけなく








諦めてしまった









なんて、リアル的で絶望的な幻なの?








別に食べられても痛くもないんでしょ?









諦めても別に…








「足が細すぎて肉がなさそうだなぁ?」






そう言った豚が自分の尖った爪を私の太ももにすっと這わせた