妖怪暮らしは憂鬱

ゆっくりと草むらをかき分けると…







中にいたのは猫












ほっ…よかった大きな虫じゃなくて









虫とか出てきたら悲鳴上げて全速力でにげようかと思ったけど










「にゃー。」











猫は大人のようで綺麗な黒猫であった











青色の目を私の方を見て不思議そうに鳴いていた









「なんで君はここに居るのー?」









そう言いながら私は猫の頭を撫でた










チャリン。

あ、家の鍵落としちゃった









すぐさま拾おうとした時

猫は先に鍵を口にくわえて走って逃げていった










はぁぁぁい!?









「ちょっと!!私の鍵!!
返してよぉーー帰れないじゃん!」