妖怪暮らしは憂鬱

私達はいま、バッティングセンターにいます








高校生が放課後に行くモノじゃないけども









ストレス発散には一番コレだと思いついたのが夏芽









確かに、そう言われたらそうかもしれないかな










私は汗をかきながら前方から来るボールを打った







息を切らしながらも、グチグチと大声で文句を言いながら打った










夜でもあった為平日もあって客は少なく



大いに愚痴った











「どう?少しは楽になったかい?紫苑ちゃん」






フェンス越しから声をかけてきた夏芽、

後ろのベンチに座って











私を見ていたらしい










「うん、良くなったかな?」




「なんで、疑問形なのよ」




そう言って小さく笑って何だか嬉しそう









ありがとう、夏芽








また明日から追っていけそう!
しつこいって言われても構わないんだからね!








頑張るんだから!!








改めて先輩への熱意を胸に抱いてバッティングセンターを後にする










「じゃあ、また明日ね」




お互い手を振って家に帰ることに










もう、8時か…