妖怪暮らしは憂鬱

歩道で泣き崩れる私に夏芽は



頭を撫で続けるだけだった










「ツイてない紫苑がフラれたのに追い続けるのはいい進歩だと思わない?




成長してきてるんだね-、それにまだフラれたなんて気が早いよ」



いつもの棘は何処かにいってしまったかのように優しい声で私をなだめていた










「ね、ちょっと私に付き合ってよ」








ルンルン気分で私に問いかける夏芽は楽しそう





私はその問いかけに首を傾げた






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「なんで、」

スパーーーン











「振り向いてくれないの!」

スパーーン








「私じゃだめなのーーーー!!!」



カキーーーーーーン







「おお、ホームラン」