”びっくりしたー”


そう思っていると
また携帯が鳴る。


見ると先程昌樹くんが言っていた
アイスの写真が送られてきた。


その中で自分の好きなものを
見つけると
すぐに昌樹くんに

「これがいい!」

とメールをした。



少しすると昌樹くんが戻ってきた。



「おかえりー!」


「ぁっ!笑 ただいま!」



昌樹くんは笑いながら
私にアイスを渡してくれた。



「ありがとー!いくら?」


「いいよ!大丈夫!俺もこのアイス好きなんだよね!」



そう言って昌樹くんが持ってるアイス
を見ると私と同じものだった。





アイスを食べ終わる頃には
ちょうど順番が来て中に入る。

3Dメガネをかけて乗る
タイプのアトラクションだった。


乗ってる乗り物が
小刻みに動いたりして
本当にその世界に入り込んでる
みたいだった。