あの日から2週間…


熱が上がったり、下がったりの繰り返しを
何度もしていた。


完全に熱が下がったのは、2週間後。


今日は、私の体調がやっと…安定してきた
ので、夏樹先生が退院の許可を出してくれた。


それで、昼までの夏樹先生が家まで送って
くれるって言うので病室で待っていた。


コンコンっとノックをして入って来たのは
夏樹先生……だった。


「ひな、お待たせ!」


私服姿の夏樹先生カッコイイ////


ずっと…先生の事を見ていると


「どうした?具合い悪い?」


「ううん…違うの!
その…先生がカッコイイなって////」


あっ…。


「え!?」
先生の顔が真っ赤になっていく。