『……っぐら……かぐらっっ!!もう8時よ!いい加減起きなさい!!!』 んうぅんっっ………はちじ……8時?!?! はっ!!! 勢いよく起き上がり時計を確認する 「何でもっと早く起こしてくれないの!!」 「何度も起こしたわよ!」 制服に腕を通し長い黒髪を後ろで1本にまとめる。いつも髪型は気分でバラバラなんだっ なんて言ってる暇ないやっ急がなきゃ! 「お母さん、行ってきます!」 それだけ言って家を飛び出していった