「ただ、俺は嫌いなだけだよ」 そして、耳元でそう囁いた。 反射的に彼が囁いてきた方の耳を押さえると沖田さんは鼻で笑い、再び歩き出す。 「早く現代に帰れると良いね、日葵チャン」 ヒラヒラと裏手を振りながら、彼は去っていった。 何、あれ!感じ悪い! てか、キャラ変わってるよね!? 僕って言ってたのに、今俺って言ったよね!?