「生きてたんだな!じゃない!それはこっちの台詞!希月は見つかったのに、あんたがいつまで経っても見つかんないから死んでるかと思ったよ!」 本当に何処を探しても祥成は見つからなくて、最悪のパターンばかりが脳裏を過っていた。 だから、生きていたことが嬉しい。 でも、私はそれを素直に出せるほど器用じゃない。 「この馬鹿!」 私は祥成の前に膝をつくと、ようやく見つけた幼なじみの胸を叩く。 「相変わらず理不尽だな、お前は……」 そう言った祥成は優しく頭を撫でてくれる。