──────────────── ──────────── ─────── ── 「ど、どうにか出来た……」 火加減が難しくて少し手間取ったけど、どうにかお粥が作れた。 少しでも食べて、薬を飲めば──。 「あ……」 そう言えば、山崎さんがいないから薬がどれか分かんないや……。 どうしよう、平助君は寝ちゃってるだろうし、山南さんは怖いし……。 しばらく考えたあと、出した決断は……。