翌日の早朝。




地に響くような大きな爆発音で目を覚ました。




「な、何!?」




驚いて飛び起きると、土方さんは障子を開け放って外を見ていた。




街の方から火が上がっていた。




「山崎!」




「はい」




「皆を集めろ」




山崎さんは音もなく現れ、去っていく。