すると、一人の隊士が肩を押さえながら置くから出てきた。 「大丈夫か!?」 「自分は平気です……。二階で沖田組長と藤堂組長が……」 近藤さんは隊士に駆け寄ると肩の怪我を見ようとしたが、その隊士は肩の痛みに耐えながら二階を見上げた。 ……こんな顔の隊士いたか? 見覚えのない隊士の顔に違和感を覚えながら二人のやり取りを見ていた。 「分かった。君も早く手当てを」 隊士の背中をポンと近藤さんがおすと、隊士は頭を下げて俺の方へ歩いてきた。