「えっいいんですか!?」 「もちろんっ」 奏夜さんは心よく引き受けてくれた。 ほらね、やっぱり優しい人だよ。 「その手紙見せてくれる?違うかもしれないけど二年生の筆跡なら私わかるわよ」 すごいっ人の筆跡分かるんだ!? そう言えば奏夜さんの親は硬筆の先生って言ってたな。 「奏夜さんすごいです!これなんですけど…」