「あら?美由ちゃんその紙は何?」 奏夜さんは私が持ってる手紙に指を指せて聞いてくる。 「あぁこれは神社に置いてあった手紙なんですけど、書いてくれた人が分からないので2人で探してました」 「ちょっと美由…っ」 咲野が不安な表情を浮かべる。 「そうなんだぁ!大変そうね、私も手伝おうか?」