十三人は、一人の少女に力を与えた。 皇帝の娘であり、璃桜という名前だった。 璃桜は何の迷いもなく、別の世界へ通じる扉を開け、そこを潜った。 愛し合っていた、風の神…風我と共に。 そして、違う世界の人間界―…薫たちが存在するこの世界で、沢山の人間と知り合いながら、血を繋いだ。 双璃桜―…彼女こそが、焔棠家の初代である。