相馬のその言葉が嬉しくて。 私は、何度も呟いた。 声にならない声で、何度も。何度も。 ”ありがとう“、”ありがとう“って。 頭から、滑り落ちるように頬に触れた手に触れて、私は安堵する。 彼がここにいてくれることに、 この人が、触れてくれるだけで。