「……泣くなよ。いてやるから」 優しい手が、頭を撫でる。 「ここにいるから」 ”行かないで“ そう言う前に、彼は枕元に腰を下ろして。 「一人には、しないよ。しない」 弱く、なっている。 私の身体も、心も。 (朝陽……ごめんね……) 帰ってこない、謝罪を繰り返す。